「備忘録」のカレンダーを独立させる

06_f-ca_icon01手帳のカレンダーは、どうしても記入スペースが限られます。出かける予定、提出物の締切、時間と場所と関係者、思いがけない出来事、その日気に入って買ったもの……とても全部は書ききれませんし、あとから見返すときにも、書き込みすぎると、ほしい情報を拾うのに全部の中身を読み返さなければならなくなって大変です。

そうなると、手帳に書くときから意識して情報をふるい分ける必要が生じます。とはいえ、これまで残そうとしてきたものをいきなり「書くのをやめる」のは無理があります。そこで、カレンダーを使い分けようという算段です。

カレンダーの使い分け、と聞いてすぐに思いつくのは「仕事用/プライベート用」「自分用/家族用」等の分類ですが、それらよりずいぶんマニアックな内容になりますのでご了承ください。

「やると決めた予定」を書くだけならスッキリとするのですが、私はカレンダーについ「覚えておきたいメモ」を書いてしまいます。カレンダーですから日時が多少関係してくる内容で、例を挙げますと、

  • 映画や舞台の上映・上演期間
  • 美術館・博物館の展覧会会期
  • よく行くお店でもらったクーポンの有効期間
  • 毎年うっかり逃してしまうバーゲン期間(by スタッフK女史)

これらには「必須ではない(自分の気分次第)」「予定に幅がある」という共通項があります。そのため、「期間内ならいつでもできる」と思っているうちに忘れてしまい、思い出したときには終わっている(あるいはギリギリすぎて都合がつかない)という展開になりがちです。

最終日だけを手帳に書いても結局、間際まで思い出さないことになるので、できれば月間表に帯で「この期間」とわかるように書きたい気持ちがあります。しかしただでさえ狭い月間表に何本も帯を書いたのでは通常の予定が書き込めません。

そこで、「確定した予定」と「なんとなく覚えておきたい予定」のカレンダーを分けてしまおう、というわけです。

2017年後半と2018年前半が表裏になったカレンダー3枚
2017年後半と2018年前半が表裏になったカレンダー3枚

筆文葉の3つ折りカレンダーは3枚を1セットで販売しています(初回販売分は通年2種類入りなので全6枚というわけです)。これらはもちろん予備として、修復できないほど書き損じてしまったり、カレンダーの使い方を仕切り直したりしたいときのためにお持ちいただけるのですが、制作時は「複数のカレンダーを手帳に入れる」という使い方が念頭にありました。

私は「通常の予定用」と「備忘録用」の2種類のカレンダーをシステム手帳に綴じて使っております。

「備忘録用」には、目に止まった展覧会の会期やクーポンの有効期間のほか、自宅の耐久消費財(家電や家具など、使用期間が比較的長いもの)とその備品(交換する電球やフィルタの類)の購入・交換記録を書くようにしました。書くことが増えすぎるようなら、途中で分身させるかもしれません。

毎回カレンダーを開くたびに「このページじゃない」となるとストレスなので、見分けがつくようにカレンダーの小口(リフィルの綴じ金具の反対側)にマスキングテープで目印をつけました。見開き同士は同じ色のテープを同じ高さにくるように貼って、お揃い感を出しています。

帯の書き込みはおなじみ、ぺんてるのスーパーマルチ8の色鉛筆で。

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店舗によって、あるいは展覧会/クーポン/バーゲンなどで色を分けると、パッと見たときに感覚的に予定をつかみやすくなると思います。さほど強く惹かれないものについてはシャープペンシル芯(マルチ8はHB芯を選べます)で弱く薄く書いておき、場所が足りなくなったときには消すこともできるようにしました。

カレンダーを分けたとはいえバイブルサイズですから、書くことを厳選する意識が自然に働きます。せっかく書いたし行ってみよか、という気持ちが刺激されるのも感じます。のべつまくなし「気になる」止まりにする状態から、少しだけ進歩した、かもしれません。これから継続の工夫も重ねていく所存です。

それでは、次回もよろしくお願いいたします。

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